エラーの監視

File Storage Security コンポーネントで処理に失敗したファイルイベントは、次の場所で監視できます。

BLOBイベントグリッドシステムのトピックデッドレタリング

保護するBLOBストレージにファイルがアップロードされると、BLOBイベントグリッドシステムのトピックによって、 Microsoft.Storage.BlobCreated イベントが BLOBリスナーに発行されます。Blobリスナーがイベントを特定の回数正常に処理できない場合、blobイベントグリッドシステムトピック は、指定されたblobコンテナーにイベントを送信することにより、イベントを にデッドレターします。BLOBコンテナのリソースIDは、 Storage Stackの配信の[出力]画面の[ blobSystemTopicDeadLetterStorageID ]フィールドで確認できます。「 Reacting to Blob storage Events 」の手順に従って、配信不能イベントを監視できます。

Scanner キューデッドレタリング

Scanner キュー は、BLOBリスナーから送信されたメッセージを保存し、 Scanner 関数によって使用されます。 Scanner 関数が Scanner Queue内のメッセージを一定回数正常に処理できない場合、メッセージは Scanner Queueの 配信不能キューに送信されます。Scanner 関数は、 Scanner Queueの配信不能キュー内のメッセージを消費し、 -4 および "unsuccessful scanner invocation" ステータスとともに検索結果を Scan Resultトピックに公開します。[検索結果のトピック]の監視の詳細については、Azureのサービスバスのトピックによる検索結果の通知を参照してください。

検索結果トピックデッドレタリング

検索結果トピック は、 Scanner 関数から検索結果を受信し、サブスクライバに発行します。 Storage Stack の 検索後処理タグ機能 は、検索結果トピックにサブスクライブします。検索後処理タグ機能が検索結果トピック内のメッセージを一定回数正常に処理できなかった場合、そのメッセージは検索結果トピックの 配信不能キューに送信されます。配信不能キューへのパスは、 Storage Stackの配信の[出力]画面の blobScanResultSubscriptionDeadLetterQueueID フィールドで確認できます。 Azure Service Busトリガfor Azure Functions を使用して配信不能キュー内のメッセージを処理できます。