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ユーザとアカウントについて

アカウントは、 Trend Micro Cloud One サービスのコンテナです。各アカウント内で、そのアカウントのサービスのリソース、配信、設定、およびセキュリティポリシーを作成および管理できます。各アカウントは単一のリージョンにロックされ、アカウント管理、課金、およびサブスクリプションに関して個別に管理されます。これにより、アカウントで選択したリージョンにセキュリティデータが保持されます。ただし、リソースはどのアカウントからもグローバルに配置および管理できます。

ユーザは、 Cloud One アカウントへのアクセス権を付与できる一意のIDです。各ユーザは、一意の資格情報(メールアドレスとパスワード)のセットで認証されます。認証されたユーザは、そのユーザに割り当てられた役割に基づいて、1つ以上のアカウントとそのリソースを表示および変更できます。

次の例では、1つの企業に3つの異なるユーザを持つ3つのアカウントがあります。アカウントはそれぞれ異なるリージョンにあり、個別に管理されます。

  • ユーザ1はすでに招待されており、3つのアカウントすべてにアクセスできます。アカウントAとBはフルアクセスが可能で、アカウント3は読み取り専用です。
  • ユーザ2は、読み取り専用の役割を持つアカウントAとBにのみ招待されています。
  • ユーザ3はアカウントCに招待されているだけで、他の2つのアカウントにはアクセスできません。

ユーザとアカウントの図

よくある質問

各ユーザに Cloud One アカウントが必要ですか?

いいえ、多数のユーザを1つの Cloud One アカウントに招待できます。複数のチーム、事業単位、または環境で配信を分離する必要がある場合にのみ、多数の Cloud One アカウントを作成することをお勧めします。詳細については、「 他のユーザをアカウントに参加させる」を参照してください。

アカウントを削除するとどうなりますか?

Cloud One アカウントの削除 ではユーザは削除されませんが、そのアカウントやそれに関連付けられたデータにアクセスできなくなります。

Workload Securityからユーザとアカウントの設定を管理できなくなるのはなぜですか?

ユーザーをアカウントから分離するCloud Oneでのアカウントの処理方法に対する最近の変更の一環として、ユーザーとアカウントの設定はWorkload Securityで管理されなくなりました。