サーバコンソールまたはエンドポイントからOSプロキシを有効にできます。
OSプロキシは、Windowsではエージェントバージョン20.0.0-3530以降、macOSではエージェントバージョン20.0.0-167以降で使用できます。
サーバコンソールでOSプロキシを有効にする
OSプロキシはサーバコンソールから有効にできます。
- Trend Cloud One - Endpoint & Workload Security コンソールにログインします。
- [管理]をクリックし、左側で[システム設定]を選択します。
- に移動します。
- オプション[Allow agents to apply OS proxy when the configured proxy is inaccessible]を[はい]に設定してください。
詳細については、プロキシサーバの使用を参照してください。
エンドポイントからOSプロキシを有効にする
エンドポイントからOSプロキシを有効にすることもできます。これは、エージェントがサーバへの接続を失った場合に便利です。
- 管理者権限でコンソールプロンプトを開き、ディレクトリをDeep Security Agentのインストールディレクトリに変更します。
-
Windowsの場合、通常は
C:\Program Files\Trend Micro\Deep Security Agent
です。 -
macOSでは、通常
/Library/Application Support/com.trendmicro.DSAgent
です。
-
- [dsa_control --autoDetectOSProxy 1]をコピーして、コンソールに貼り付けて実行してください。
この方法を使用する場合、サーバコンソールで[Allow agents to apply OS proxy when the configured proxy is inaccessible]オプションが[いいえ]に設定されていると、サーバがポリシーを展開した後にOSプロキシが無効になることを忘れないでください。
エージェント側の設定
OSプロキシを有効にしたら、OS内でプロキシ設定を行います。プロキシ設定の手順については、OSのマニュアルを参照してください。
トラブルシューティング
エラーが発生した場合は、次のことを確認してください。
- サーバコンソールのオプションが有効かどうか。
- ポリシーがエージェントに正常に配信されているかどうか。
- エージェントが有効化されているかどうか。
- プロキシ設定は、コントロールパネルの[ネットワークとインターネット]で適切に設定されているかどうか。
- 自動設定スクリプトが設定されているかどうか。設定されている場合は、スクリプトが機能するかどうかを確認します。
- エージェントがOSプロキシを使用せずにサーバに接続できる場合、OSプロキシ設定は不要で適用されません。
- プロキシがTrend Cloud One - Endpoint & Workload Securityコンソールから設定されている場合、コンソールから設定されたプロキシの設定がOSのプロキシ設定よりも優先されるため、OSのプロキシ設定は有効になりません。