目次

セキュリティログ監視

Log Inspectionを有効にするには、Workload Securityライセンスが必要です。Log Inspectionモジュールの概要については、ログの分析 を参照してください。

セキュリティログ監視を使用するには、次の手順に従ってください。

  1. セキュリティログ監視モジュールをオンにする
  2. 推奨設定の検索を実行する
  3. 推奨されるセキュリティログ監視ルールを適用する
  4. セキュリティログ監視のテスト
  5. セキュリティログ監視イベントの転送と保存の設定

セキュリティログ監視モジュールをオンにする

ポリシーでのセキュリティログ監視を有効にする:

  1. [ポリシー] に移動します。
  2. ポリシーをダブルクリックします。
  3. セキュリティログ監視 > 一般をクリックします。
  4. セキュリティログ監視の状態オンに選択します。
  5. [保存] をクリックします。

推奨設定の検索を実行する

コンピュータで推奨設定の検索 を実行して、どのルールを適用するのが適切か、推奨設定を取得します。

推奨されるセキュリティログ監視ルールを適用する

Workload Securityには、多くのオペレーティングシステムやアプリケーションをカバーする多数の事前定義されたルールが付属しています。推奨設定スキャン を実行すると、Workload Securityが推奨設定を自動的に実装 するように選択するか、ルールを手動で選択して割り当てる ことができます。

Workload Securityには、多くの一般的なオペレーティングシステムおよびアプリケーション用のセキュリティログ監視ルールが付属していますが、独自のカスタムルールを作成することもできます。カスタムルールを作成するには、基本ルールテンプレートを使用するか、新しいルールをXMLで記述することができます。カスタムルールの作成方法については、ポリシーで使用するセキュリティログ監視ルールの定義 を参照してください。

セキュリティログ監視をテストする

セキュリティログ監視の設定を完了する前に、ルールが正しく機能しているかテストしてください:

  1. セキュリティログ監視が有効になっている ことを確認してください。
  2. コンピュータ または ポリシー エディタから、セキュリティログ監視 > 詳細 に移動します。
  3. Agent/Applianceイベントが次の重要度以上の場合に、イベントを記録してDSMに送信低 (3)に設定して、保存をクリックします。
  4. 一般 タブで、割り当て/割り当て解除 をクリックします。
  5. プラットフォームのルールを有効にする:

    • Windowsの場合、1002795 - Microsoft Windows Eventsを検索して有効にし、Windowsの監査機能がイベントを登録するたびにイベントを記録します。
    • Linuxの場合、イベントを検査するために1002831 - Unix - Syslogを検索して有効にします。
  6. OK をクリックしてから 保存 をクリックします。

  7. 存在しないアカウントでサーバにログインしようとしてください。
  8. イベントとレポート > セキュリティログ監視イベント に移動して、ログイン試行失敗の記録を確認します。検出の記録は、セキュリティログ監視が正しく機能していることを示します。

セキュリティログ監視イベントの転送と保存を構成する

イベントがセキュリティログ監視ルールをトリガーすると、Workload Securityはイベントを記録します。これらのセキュリティログ監視イベントは、イベントとレポートおよびポリシーエディタで確認できます。セキュリティログ監視イベント を参照してください。イベントの重要度に応じて、イベントをsyslogサーバに送信する (Workload Securityイベントを外部のsyslogまたはSIEMサーバに転送する を参照) か、重要度のクリッピングを使用してデータベースにイベントを保存することができます。

重要度のクリッピングを設定するには、次の手順に従います。

  1. [ポリシー] に移動します。
  2. ポリシーをダブルクリックします。
  3. セキュリティログ監視 > 詳細をクリックします。
  4. Agent/Appliance イベントが次の重要度以上の場合に、イベントをSyslogに送信するために、低 (0) から 重大 (15) の間で重要度レベルを選択します。この設定は、Syslogが有効な場合に、これらのルールでトリガされたイベントのうち、どのイベントをSyslogサーバに送信するかを決定します。
  5. Agent/Appliance でイベントを記録してDSMに送信するための重要度レベルを 低 (0) から 重大 (15) の間で選択します。この設定は、どのセキュリティログ監視イベントをデータベースに保存して [セキュリティログ監視イベント] 画面に表示するかを決定します。
  6. [保存] をクリックします。