インフラストラクチャコストの見積もり
ここでは、インフラストラクチャのコストを見積もる方法について説明します。
AWS
Lambda、SNS、SQS、および CloudWatch の使用は、主にインフラストラクチャコストに影響します。AWS Cost Explorerでは、FSS-Storage-StackタグとFSS-Scanner-Stackタグを使用してこれらのリソースのコストを整理できます。「Name」キーにタグが付けられ、All-in-One CloudFormationテンプレートが配信されます。Scanner 配置、 Storage Stack 配置、または検索後処理ラムダなどのカスタム設定がある場合は、「Name」タグを作成することで、これらを推定ダッシュボードに含めることができます。
コストは、検索されたファイルの数と相関します。File Storage Securityに対するAWSの使用状況に関するサンプルの統計を次に示します。
コスト | Scanner スタック | ストレージスタック | 平均ファイル検索数 | 平均ファイルサイズ | 検索後処理 | ファイルあたりの平均インフラストラクチャコスト |
---|---|---|---|---|---|---|
US$25/月 | 1 | 1 (スキャナと同じリージョン内) |
1時間あたり1900 | 2 MB | •隔離処理用に1つの Lambda と1つのS3バケット • Simple Notification Services(SNS)トピックがメールでユーザに通知される |
ファイルあたりUS$0.000015 |
Azure
[Cost Management]→[Cost analysis]で、リソースグループ名の末尾に「Scanner」と「storage」の両方を含む名前を付けたフィルタを追加できます。ダッシュボードに実際のコストと予測が表示されます。検索後処理プラグインがある場合は、同じ方法でそのリソースグループをコスト見積もりに追加できます。