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Azureのパフォーマンスとスケーリング
パフォーマンスメトリック(検索時間)
次に、さまざまなファイルタイプの検索にかかる時間の見積もりを示します。 Scannerと同じリージョンにあるAzure BLOBに個々のサンプルファイルをアップロードすることでデータが収集されました。見積もりは、Azure関数アプリの初期設定でテストされています。
- 10MB未満のPDFファイル:9秒
- 10MB未満のPNGファイル:9秒
- 100MB未満のPDFファイル:13秒
- 2GB未満のMOVファイル:4秒
- 20GB未満のY4Mファイル:25秒
負荷の急増に対する処理
File Storage Security への大量の検索要求が一度に予想される場合は、関数のスケールアウト設定で最大バースト数を増やして スケールアウトインスタンス を設定し、パフォーマンスを向上させます。
次に、検索にかかる推定時間と、さまざまな数の10MBのPDFファイルに使用された設定を示します。 データは、同じリージョン内に1つの Storage Stack と1つの Scanner がある配置で収集されました。
ファイルの総数 | 設定 | 合計検索時間(秒) |
---|---|---|
1000 | 初期設定(スケールアウトインスタンス= 1) | 754 |
500 | 初期設定(スケールアウトインスタンス= 1) | 374 |
100 | 初期設定(スケールアウトインスタンス= 1) | 79 |
1000 | スケールアウトインスタンス= 20 | 334 |
500 | スケールアウトインスタンス= 20 | 265 |
100 | スケールアウトインスタンス= 20 | 79 |